トチノキ

落葉高木。トチノキは北海道西南部から九州に分布する。おもに冷温帯域の山地で沢筋や谷沿いなどの土壌・水分状態の良好な場所に多く生育し、高さ30mほどの巨木に成長する。葉は大きく、5~7つに掌状に分かれており、天狗の団扇のようである。5~6月に大型の房状花序を付け、白い花がロウソク状に盛り上がって咲く。花穂(かすい)は上を向いていて大きいので、花の季節には遠くからでもトチノキだとわかる。花は蜜源(みつげん)となり、トチ蜜(とちみつ)は最高品質のものとして知られている。種子は渋をぬいてトチ餅にして食べる地方もある。 また、パリの並木で有名な「マロニエ」は栃の木と同じ仲間の樹木であり、区別がつきにくい。材は家具や楽器などに使われる。

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