サザンカ (山茶花)

学名:Camellia sasanqua ツバキ科ツバキ属 イワハナビ(岩花火)、ヒメツバキ(姫椿)、ヤブサザンカ(藪山茶花) などの別名がある。原産国は日本、国外では台湾、中国、インドネシアなどに分布しています。ツバキ科の植物は熱帯から亜熱帯に自生しており、ツバキ、サザンカ、チャは温帯に適応した珍しい種であり、日本は自生地としては北限です。樹高は50~1200cmになり、花の無い時期に咲く貴重なツバキ科ツバキ属の耐寒性常緑高木です。野生の個体の花の色は部分的に淡い桃色を交えた白ですが、植栽される園芸品種の花の色は赤から白までいろいろとあり、同属同科のツバキ(椿)と似ています。開花期:10月~翌年2月です。ツバキとの見分け方は、花弁がバラバラに散るのがサザンカ、ツバキは花がまるごと落ちます。またツバキと同様に、実がなり、油も採取されます。

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