ナンキンハゼ

乾燥に強く、剪定にもよく耐え、紅葉が美しいことから公園や街路樹などによく植栽されている。紅葉は赤色に紫と黄色が加わったような、あざやかな色である。花は、雌雄同株、5~7月開花、雄花は、総状花序でその葉腋に雌花をつける。秋に果皮が割れると中から白い粉に包まれた種子が出てくる。この白い粉はロウであり、冬でも枝先に付いていることが多い。秋に付ける実は、三角のかかった球形の蒴果(さくか)を黒熟させ、3個の種子を出している。種皮は黒色であるがその表面は脂肪に富んだ白色の蝋状物質で覆われる。蒴果が裂開しても種子は果皮から自然に離脱することはなく、紅葉期から落葉後まで長く樹上に留まる。根皮、果実 乾燥して利尿剤、瀉下剤にする。これを烏臼(うきゅう)という。 種子 脂肪の烏臼油(うきゅうゆ)は、石鹸・蝋燭の原料である。

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