落葉低木。中国、インドが原産であり、7~10月の夏から秋にかけて赤、白、紫などの美しい花をつけ、一重咲きのほか半八重咲きなど観賞用に多くの品種がある。高さは3~4m。朝方に開花、夕方にはしぼんでしまう一日花。韓国の国花であり、一日花だが次々と咲くため、漢名の木槿花(もくきんか)が韓国では無窮花(ムグンファ、永久の花)に通じるとして親しまれている。 樹皮を乾燥したものは木槿皮(もくきんぴ)という生薬である。抗菌作用があり水虫薬に配合される。 花を乾燥したものは木槿花(もくきんか)という生薬である。胃腸炎、下痢止め等に用いられる。