キリ 桐

ゴマノハグサ科の落葉広葉樹である。高さが8~15メートルにもなる。 (写真のキリは高さ約15メートル・大阪府八尾市の心合寺山古墳にある巨木)キリは東アジア特産の植物で、つぼみが前の年にでき、翌年の5月頃枝先の円錐花序に薄紫色の花を咲かせます。花冠は5から6センチで、花の先が唇形に五裂に分かれる。会津桐、南部桐、地桐などと呼ばれるが、全て同一種(ニホンギリ)の生育環境の違いによるものである。また、タイワンギリ、アブラギリ等はニホンギリとは別種のものである。辺材と心材の区別は不明瞭で、材はくすんだ白色からうすい挽褐色、ときに紫色を帯びていることがある。年輪は明瞭に認められ、材面の肌日はややあらい感しである。また、切削その他の加工はきわめて容易であり、狂いと割れが少なく、糊付け加工も容易。吸湿、 吸水性が著しく小さいことであり、また含水率の変化に伴う収縮率・膨張率の値そのものは国産材では最小である。材をはじめとしてきわめて多方面の用途があり、キリでなければならないもの、あるいはキリを随一の材料とするものが多い。

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