カクレミノ(隠蓑)

ウコギ科カクレミノ属。常緑小高木。高さ5-7メートル。和名の由来は、三裂した葉の形が御伽噺の「かくれみの」に似ているところからついたと言う説と葉が密に付いて「着ると姿が隠せる簑」に見立てたものであると言う説がある。分布は、本州、関東地方以西から四国・九州で、朝鮮南部・台湾にも生育する。6-9月ころ目立たない小さな黄緑色の5弁花を咲かせる。また1本の木にいろんな形の葉がつき、樹液中に漆と同じ成分を含むため、体質によってかぶれることがある。葉は幼苗の時、切れ込みのない葉であるが、幼木では深く3~5裂する。生長するにつれ、切れ込みは浅くなり、全縁の葉と3裂した葉が混ざるようになる。先端につく葉は葉柄が短く、切れ込みが浅いが、それより下についている葉の葉柄は長く、上の葉と重ならないようになっている。下の葉ほど切れ込みが深い傾向がある。大きく生長した葉では、全縁で長楕円形の葉ばかりとなる。このような全縁の葉がつく状態にまで生長したものは花を付け、実をつけるようになる。果実と花が同時に見られる。

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