エンジュ

まめ科、中国名を「槐(ファイ)」といい、和名にもこの漢字があてられている。中国原産であり、仏教伝来の頃に渡来。現在では庭園や公園、また排気ガスに強く、伸びすぎないので街路によく植栽されている。落葉高木で幹は直立し、小枝は円柱形で緑色をしている。葉は互生で柄があり、奇数羽状複葉で、小葉は卵型で先はややとがっている。花が終わると数珠状の豆の実をつける。材には重厚な雰囲気がある。また、この木には様々な言われがあり、①魔よけの木 ②出世の木 ③長生きの木などといわれている。

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