アーモンド

落葉高木。樹高約5メートルになる。原産地はアジア西南部である。現在は南ヨーロッパ、アメリカ合衆国、オーストラリアなどで栽培されている。アメリカ合衆国のカリフォルニア州が最大の産地である。国内では小豆島などで栽培されている。和名では扁桃と呼ばれている。 耐寒性が高いため、多くの地域では屋外でも越冬可能である。3月~4月に葉のない枝から、桜の花によく似た薄ピンクの美しい花を咲かせる。花柄が非常に長い桜の花と違いアーモンドは花柄が非常に短く、枝に沿うように花が咲く為、桜色・桃色の花の品種の場合は桃の花そっくりである。果肉は薄く、熟せば開裂するので、中の種を炒めて食用にする。収穫は9月下旬である。また、果実が自然に落下することはないので、実の収穫は木を「ツリーシェイカー」と呼ばれる機械で揺さぶり収穫する。日本では果実が熟す時期が梅雨時となるため、腐敗したり虫に食われたりさせないため、果肉が割れた時点で収穫する。

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